中村理木工所@くわとちょうな

『天然・指組・漆塗』 自然が生み出す流れに乗って、千年先まで続くモノ作りを目指しています

   
カテゴリー「テーブル(table)」の記事一覧

栗の珈琲テーブル 製作工程

栗の珈琲テーブル を作りました。



  用途  珈琲テーブル
  樹種  栗 楢
  仕上  摺漆



クライアント所有の栗の木を、
思い出の形にする事になりました。

製作したのは、
珈琲テーブルです。



足は楢(ナラ)材を使用しました。
軽い天板でも座りが良いように三つ足としました。



T字型の畳擦りを柱脚も含めて三方刺しとし、
ホゾの中で更に組む二段ホゾを採用しました。



天板はなるべく触らないように耳まで残して、
二枚矧(ニマイハギ)としました。



天板の吸付桟(スイツキザン)に脚を差し込み、
完成組み立てとしました。





足踏みミシンのテーブル 製作工程

足踏みミシンのテーブル



昔懐かしの足踏みミシンの脚部を使用してテーブルを作成しました。

天板:ブラックウォルナットの無垢一枚板。
足材:鋳鉄:足踏みミシンの脚部
仕上:ペーパー
塗装:摺漆



脚部は重いミシンを支えるために鋳鉄で作られており、
スタイリッシュな見た目とは異なり剛強です。

そこで厚さ60㎜の一枚板を乗せる事にしました。



大きな無垢板を入れたので、
天板裏に吸付桟を入れて乾燥収縮による動きを制御しています。



割れに契加工を施しています。



漆を何度も塗り重ねて仕上げます。
生地固め→中塗り→仕上塗りと重ねます。
徐々に深みが増してきます。


栃の食卓 ダイニングテーブル 製作工程



 栃の食卓 

  用途  ダイニングテーブル
  縦横高 900×1800×800㎜
  樹種  楢 栃(天板)
  仕上  オイル仕上





脚材を木取りします。



ホゾ穴を開けます。



ホゾ加工をして整形します。



組み立てると、脚の完成です。



天板の耳を落として、
平面レベルを出し、
二枚矧ぎ加工を施します。



接着面が強くなるように、
雇実継ぎ(ヤトイザネツギ)とします。
接着したら一晩寝かせます。



反り止めの吸い付き桟加工を施します。
この吸い付き桟を入れる事で、
板が呼吸して伸び縮みしながらも、
平面度を保つ天板になります。
更には年々構造が強く締まってくる机になります。



小口割れに、契加工を施します。



脚を天板の吸付き桟に取り付けて完成です。



天然オイルを使用し、
吹き上げと磨きを繰り返して、
艶を出していきます。

無垢一枚板のコタツ天板 製作工程

炬燵(コタツ)の天板を、
無垢の一枚板で作ります。



コタツの天板は通常、
熱が加わる事から、
枠組みにされおり、
多くは集成材で作られております。
これを一枚の板のみで作るには、
板厚で変形に対応する必要が出てきます。

まずは天板の木取りです。
巾1m×長手3.5mの大天板から木取りします。
樹種はセンダンです。(栴檀)



墨付けは、墨壺と墨差しにて行います。
墨壺はクラシカルな道具ですが長手の距離に関係なく、
シッカリと墨を付けることが出来るので便利です。
墨は香りも良いです。



墨付けの墨に丸鋸のガイドに合わせて耳を落とします。
注意点は材の動き(刃を締め込む方向)と耳の落下です。
楔とクランプを使いながら静かに切り落とします。



10年を超える天然乾燥により反りやウネリが出てきます。
これを鉋で落として行きます。
縦横の波と対角の波を落ち着かせて行きます。
使う鉋は3種類、荒→中仕込→仕上です。



最後は横から光を入れて、
細かい仕上げをして行きます。

天板(巾1.3m×厚15㎝)の製材

今回は天板の製材です。
巾1.3m×厚15㎝。大きいです。
重量は約270kg。
テーブル天板の重量計算はこちら
これを厚み6.5㎝の天板にします。


高さ1.4mが挽ける大型製材機にセットします。
製材機の限界値に近くなってくると、
セットの仕方も重要になってきます。
これだけダイナミックな帯鋸を、
1/10㎜で制御します。


この板は10年以上天然乾燥されたものです。
乾燥収縮によりウネリが出ています。
これをスリナオシで取り除きます。
レーザーで面の照準を出し、板を据え付けた後、帯鋸で削ぎ落とします。



平面が出た所で天板を裏返し、
基準面を製材機に据え付け、
ここから6.5㎝づつスライスして行きます。


ケヤキの無垢板



ケヤキ 欅 の無垢板が入ってきました。
杢出てます。

無垢の大天板



無垢の一枚板が入ってきました。
センダン。
大きいです。
杢、出てます。



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