中村理木工所

『天然・指組・漆塗』 自然が生み出す流れに乗って、 千年先まで続くモノ作りを目指しています

   
カテゴリー「椅子(chair・Stool)」の記事一覧

肘掛け椅子 ウィンザーチェア 製作工程


 
  サックバックチェア

  用途  肘掛け椅子
  縦横高 座面420㎜
  座板  楡材無垢一枚板
  脚材他 楢無垢材
  仕上  摺漆仕上
  価格  12万円



まず肘掛け用の材を曲げます。



無垢の一枚板から木取りを行います。
座面は楡(ニレ)、脚や腕は楢(ナラ)を使います。



墨を付け、ほぞ穴を開けます。



脚を旋盤加工します。



完成組み立てをします。



ホゾにクサビを打込みます。



漆を掛けます。
生地固め→中塗り→仕上塗りと重ねます。
時間が経つ程に奥行きが増し、
杢目が浮かび上がってきます。

Primitive Low Stool 太古の腰掛け 製作工程

今回は、Low Stool(腰掛け)を作りました。



Low Stoolは座面の低いちょっとした腰掛け椅子です。

ボリュームがコンパクトに収まるため、
造形的要素が強いです。

座板は厚み15㎝の板から削り出します。
座面が低いのですが立ち上がり易い工夫も必要になります。

縮杢のよく出た厚板です。
材はセンダン(栴檀)です。


杢の出ている所を座板に重ねながら、
耳を落とします。


同時に足材も木取り→整形→鉋掛けしていきます。
一本だけ鮮明に杢が浮いてきました。


座板に足のホゾ穴をあけて行きます。


座板に座繰りを入れて行きます。
身体にずっと接する部分ですので、
感じを見ながら近づけて行きます。


座板の裏に鉋を掛けると材料は完成です。
裏も激しく杢が出ています。


完成組み立てです。
楔を座板と同じ共材で作成します。



ホゾとほぞ穴のサイズ調整について、
初めスッと入り、
中程からきつく、
最後は叩き込む様に
すり合わせします。(←詳しくは『ホゾとほぞ穴加工』をご参考下さい。)


足のホゾに楔を打ち込んでいきます。


一晩寝かせて、
完全に接着材を乾かします。


ホゾの出っぱりに鉋を掛けます。



ここから最後の仕上げに入っていきます。


LowStool 一枚の厚板から丸椅子を作る 製作工程

今回は低い丸椅子を作りました。



今日は大天板を使って椅子を作ります。
幅800㎜×長400㎜×厚80㎜、分厚くて大きいです。
樹種はセンダンです。

木取り:チョークで材料取りの墨付けを行います。
    少し大きめに描きます。


楔と玄能で割裂製材を行います。
通常の製材は帯鋸というノコギリを使います。
割裂製材は材料の木目に合わせて楔を打込み割っていく方法です。
大鋸と平鉋が入ってくる前の、最も原始的な製材方法です。
繊維に反って使うので目切れが無く強いです。


角物で木取りした後、旋盤で丸く挽きます。


仕上げ鉋を掛けると、杢が浮かび上がってきます。


南京鉋を使って座板のRを整えて行きます。


四方反鉋を使って、座繰りを行います。


パーツが出来上がったので、接着に入ります。
座板も杢がかなり出ています。


ボンドをシッカリ塗って組み上げます。


はみ出したホゾや楔を切り揃えます。


足の水平カットを施したら、完成です。



欅のハイベンチ



ケヤキのハイベンチを作りました。

立ったり座ったりし易いように、
座面を高くしています。

天板:ケヤキの無垢板2枚矧ぎ
足材:ナラ
仕上:鉋

楢(ナラ)無垢一枚板のベンチ 長椅子



天板:楢(ナラ)の無垢一枚板
足材:ナラ 天板の伴材
寸法:1500×400×400
仕上:鉋
塗装:蜜蝋ワックス
価格:10万円



楢(ナラ)無垢一枚板の長椅子です。

シンプルで丈夫なベンチを。
というお話でした。

シンプルにするため貫を使わず、
板に足を刺す構造にしました。

強度は各部材の断面を大きくすることで持たせました。

鉋仕上げに自家製蜜蝋ワックスを塗りました。

材は全て無垢のナラ一枚板から切り出しました。

天板に虎斑が出てますが、予想以上に大人しいです。

TriStool



新作スツールのプロトタイプを作りました。

3本足。
△三角形。
トライアングルのTRIangleからTriStoolと命名しました。

もう少し座り心地をあげるため、
プロトタイプ3号を作成中です。

主材:ナラの端材
副材:麻紐、牛革
仕上:ペーパー
塗装:ウレタン



欅の無垢一枚板のベンチ ケヤキの長椅子



天板:欅(ケヤキ)無垢一枚板
足材:ナラ無垢材
塗装:摺漆仕上
価格:15万円

ケヤキの長椅子になります。

無垢一枚板を、
触れて感じる座板用に使いました。

テーブルと同じ足組みを採用して、
経年にて吸付桟が締り方向に効き、
使うほどに構造が強固になります。

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