中村理木工所@くわとちょうな

『天然・指組・漆塗』 自然が生み出す流れに乗って、千年先まで続くモノ作りを目指しています

   

曲げ木のお弁当箱 曲げわっぱ




曲げ木のお弁当箱を作りました。

ヒノキの板を蒸して、
柔らかくなった所で曲げます。

狙ったアールより小さめに固定して、
工房の天井に吊り下げておきます。

充分に乾燥したら下ろして、
接着します。
接着の合わせ部分に樺細工を施します。


堅木と違い軟木は、
加工も含めて素直です。

主材:ヒノキ
副材:樺
仕上:鉋
塗装:摺漆



摺漆を施し、丈夫にします。
木地固め→中塗り→上塗りと塗り重ねて、
漆に深みを与えて行きます。




お面の修理



お面の修理をしました。

地震で壁から落ちて割れたとのことです。

見てみると、
何度か修復した事があるようで、
鍛造された鎹が入っていました。

過去の修復後にも塗りを入れられたようです。

これが元に戻るのかな?
という位までバラバラのパーツにして、
一つづつ接着。

仕上げは裏面の生地固めのみとし、
生漆を塗りました。

お盆の修理



お盆の縁が欠けたので修理しました。

修理のために仮固定しようと破片を合わせると、
破片の方が大きくて入りません。
欠けてから暫く時間が空いたので、
お盆が内側に動いたのですね。

縁は反り止めの役目もしています。
修理は勉強になりますね。

内外の含水率を調整して反りをとり、
破片を仮固定してから本接着。

仕上げは摺漆。
境界のボカしを調整しながら、
重ねて行く予定です。

肘掛け椅子のリメイク



家で使っているウィンザーチェアをリメイクしました。

主な変更箇所は座板と肘掛けです。

日々使いながら、
少しづつ思いが形になってきたので、
鉋を手に取りました。

主材:ブナ
仕上:ペーパー
塗装:オイル



センのテーブル



センのテーブルを作りました。

キャンピングカー内の折りたたみテーブルです。

折りたたみ構造は蝶番のワイヤー吊り固定。
木で作る部分は天板のみです。

表は通常の鉋がけ。

折畳みテーブルを起こした時に変化が出るよう、
裏は丸鉋で斜めズリを施しました。

天板の両端に端嵌を入れ、
継手はスライディングダブテールとしました。
これで住宅より環境の厳しい車内でも、
天板の動きを制御出来ます。

当初、無垢の一枚板?と驚きましたが、
設置してみるとあらためて、
良かったです。

勉強になりました。

天板:センの無垢一枚板
端嵌:ナラ
仕上:鉋
塗装:オイル

Windsorchair



寸法:1000×600×600
塗装:摺漆仕上げ
主材:楢(ナラ)
座板:ニレの無垢一枚板
価格:14万円


パッド(肘掛けの先端)を大きくしたので、
全体的にバランスを取り、
バックボウ(背もたれの曲げ材)も太くしました。
図面を引きながら腰上が強くなってきたので、
腰下も一回り重厚にしました。

腰掛けると寝てしまう程の安心感があります。

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