中村理木工所@くわとちょうな

『天然・指組・漆塗』 自然が生み出す流れに乗って、千年先まで続くモノ作りを目指しています

   

栴檀のランプセード

今回はランプセードです。
材は栴檀(センダン)を使いました。



60㎜厚の材に墨を付けます。
耳に良さそうな杢が出ています。



帯鋸で木取りします。



旋盤を掛けて、
セードを削り出します。



木目を活かして、
漆を掛けます。



ソケットを組み込んだら完成です。



ランプには、
夜の顔と昼の顔があります。



明かりを付けると夜の顔。
光源からの光が、
木目を浮かび上がらせます

工房拡張中

お盆に、
工房を拡張中です。

これまで少しづつ、
中の整理して来ました。
その段取りも終え、
いよいよ躯体に着手です。



畳を上げて、
荒床を剥き、



根太を外して、
大引を切り外し、
束を取り除きます。



あとは土間打ちです。(←土間打ちしました。

燭台の漆塗り



燭台の木胎に
漆を掛けます

この時期は
漆を殺しながらの仕事になります

生地固め
下塗り
中塗り
上塗りの順に
漆を重ねていきます



色艶木目の出方を見ながら
上塗りを調整していきます

道具 砥ぎ場 トギバ

今日は砥ぎ場のお話です。



モノ作りにおいて、
刃物が切れる事は大事です。

そのため刃物砥ぎは毎日行います。

刃が切れると、
刻みが波に乗りますし、
怪我もしません。

刃物を研ぐタイミングは、
切る前です。
切れなくなってからだと、
手間が増えます。

具体的には、
その日の仕事の終わり時や、
休憩時間に砥ぎます。
まだ切れるけど、、、というタイミングです。

丸くなってから砥ごうとすると、
時間も掛かりますし、
刃だけでなく、
鉋の台の調整にも暇が掛かります。

研ぎ場の条件は、
  • きれいな水が充分に使える事
  • 直射日光が入らない事
  • 正面からの採光がとれる事
夜間の照明用に、
前方上方に蛍光灯を設置しています。

砥ぎ場の高さについては、
シンクの縁が850㎜ですので、
そこに濡れ雑巾を敷いて、
砥石を乗せて研いでいます。

刃の状態は、
目と指の腹で見ます。
目で見る時は光が沢山欲しくなります。

その光は、まんべんなく明るい光です。





手作り大サーカス



夏真っ盛りの中、
ご来店頂きまして、
誠にありがとうございました。

黒柿の長平皿 クロガキのナガヒラザラ

長い平皿を作りました。


使う木は黒柿の一枚板です。

貴重な黒柿を、今回は無垢の一枚板で長平皿にします。


まずは木取り墨を付けます。
小さい平皿になる所と、
大きい平皿になる所に分けます。
 
真ん中の板からは、
節穴を活かした特大の平皿が取れそうです。
(↑黒柿の特大平皿を製作中です



墨通りに木取りします。
端材は箸置きになる予定です。
(↑
黒柿の箸置き製作中です



鉋で平面を出して行きます。
黒柿はその白と黒の部分で収縮率が異なり、
乾燥収縮による変形が大きく出ます。



縁加工を施して行きます。
シャクリにより皿を持つ指がスッと入ります。
見ためにも軽さが出ます。
けれど実際に手に取るとズッシリ来ます。



長平皿が出来ました。

今回の長平皿は、
2枚づつの伴材となっております。
木目がつながっており、
一組としてお使い頂けます。


この後、摺漆と、オイル塗装にて、
仕上ます。

栗の珈琲テーブル 製作工程

栗の珈琲テーブル を作りました。



  用途  珈琲テーブル
  樹種  栗 楢
  仕上  摺漆



クライアント所有の栗の木を、
思い出の形にする事になりました。

製作したのは、
珈琲テーブルです。



足は楢(ナラ)材を使用しました。
軽い天板でも座りが良いように三つ足としました。



T字型の畳擦りを柱脚も含めて三方刺しとし、
ホゾの中で更に組む二段ホゾを採用しました。



天板はなるべく触らないように耳まで残して、
二枚矧(ニマイハギ)としました。



天板の吸付桟(スイツキザン)に脚を差し込み、
完成組み立てとしました。





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