中村理木工所

『天然・指組・漆塗』 自然が生み出す流れに乗って、 千年先まで続くモノ作りを目指しています

   

椅子に履かせる下駄 丸椅子



ハイスツールは作業用として、
一定の用途に使われる事が多いです。

中でも作業高さを小まめに調整する場合、
椅子の高さを調節するのに、
下駄を履かせる事もあります。

強度と耐久性の面から、
下駄のサイズはある程度大きくなりますが、
高さ〜50㎜程度であれば、
安定して上げる事が出来ます。




CAD 丸椅子



ディテールはCADで詰めて行きます。
特に仕口や継手の見えない部分についてです。

掛かり代や残り代など、
何となく収まっているように見える部分も、
断面にすると一目瞭然です。

内部まで追い込んだ上で、
プロトタイプに進みます。

ウィンザーチェアの座板の座グリ



座グリ。
分厚い座板を削り込み座り良くする事。


四方反りと呼ばれる丸鉋を使い、
無垢の一枚板を彫り込んで行きます。

深さにして約25㎜程彫り込みます。

お尻の骨と肉を透かしながら、
手と目で座板を撫りながら、
彫り込んで行きます。

お尻が自然と吸い込まれるまで、
鉋を動かし続けます。

いつまでも座り続けられるという事と、
立ち上がる元気を貰えるという事は、
相反する事ではないと感じています。







工房に蛇の抜け殻



去年の夏は、旋盤の上にマムシがトグロを巻いていました。
今年は来ないのか?と思っていた矢先でした。
クランプを掛けている壁の下に沿って脱皮した様です。



尻尾の先から、目まで
キレイに脱げていました。

欅の椀の荒取り



椀を荒取りしました。
この材は倉庫の中で15年間天然乾燥されていました。
それでも木取りをすると、
また少し動きます。
ロクロに掛けるまで、
この状態で暫く寝かせます。

欅の製材

『樹種は欅?』
『はい。』

答えると、
早速、刃を交換してくれました。



目立てされた刃は、
逃げず、滑らず、
木に吸い込まれていきます。



レーザーで切断面を狙います。



薄くうすく、
削ぎ落とします。

欅の木取り



木取りに入りました。
杢が良く出ている欅(ケヤキ)です。
どの部分も表情豊かです。

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